鍵屋に依頼する際の注意点|ぼったくり被害に遭わないために

【鍵屋に依頼をする時の注意点とは|鍵屋が解説します】

まずこの記事を読んでいるということは、
・今から鍵屋に依頼しようとしてる方
・実際に鍵屋を呼んでトラブルが起きた方
・当店のお客様でブログを読んで下さっている方
・同業者の方
のどれかだと思います。

既に被害にあってしまわれた方は当店では手助けができませんが(消費者センターに一度連絡してみて下さい)、これから鍵屋に依頼をしようと考えている方は是非とも読んでください。
鍵トラブルは急いでいる方が大半なのは百も承知ですが、悪徳業者はその急いでいることを利用してきますので一度冷静になることが必要です。
冷静になったことで頭が働き、失くした鍵がひょっこり見つかるなんてこともありますからね。

 

【鍵屋の悪徳業者とは】

この記事以外でも、ネットで鍵屋の悪徳業者について検索するとたくさんのサイトが出てきます。
そのほとんどが『ぼったくり』について説明している記事です。何故そんなに記事が出ているのか?

ぼったくり被害が年々上昇

それは鍵屋からの『ぼったくり被害』が多いからです。その被害数は年々上がり続けており、最近では産経新聞や消費者庁などでニュースになりました。
同業者としては非常に恥ずべき事態であり、世間からの鍵屋に対する信頼を失わせることにも繋がりますので、全国の優良な鍵屋さん達が『ぼったくり』について書くようになってきたのです。

しかし最近では、ぼったくりを率先して行っている会社が『ぼったくり被害』に合わないように気をつけましょう!
当店に依頼すれば大丈夫!などと謳っているところも多くなってきました。
電話番号を入力して口コミ検索をする『jpnumber』への対策も施しており、電話番号を大量に使うことで悪い口コミを分散させる用な手法も取っております。自作自演で良い口コミだけを書いてるサイトもあります。

もはやお客様からすれば、何を信じて鍵屋に依頼したら良いのかが分からなくなってきているのです。
まあ悪徳業者はそれを目的として運営している訳ですが。

 

【ぼったくりの内容と方法】

そもそもぼったくりとは何か?
その線引きは非常に難しいところですが、当店は事前にお伝えしている金額と請求金額にずれが生じることだと考えております。

例えば、最初の受付電話では『約8000円~ですね』
と伝えられていたのに、実際に依頼して作業完了したら『10万円になります』とか。

上記の例は実際に被害に遭った方がネットで上げています。他にもたくさんの被害者の記事がありますので、お時間に余裕のある方は覗いてみてください。

○○円~に気をつけて!

『8000円~』
この『~』が非常に曲者です。だって上限がないですから。10万・20万・100万だって『~』の範囲内です。

悪徳業者はこの『○○円~』を最大限利用します。
訴えられても平気でこの『~』を理由に争ってきます。

確かに鍵というのは千差万別で、実際に現場を確認してみないと詳細なお見積もりを提示するのは難しいところです。
しかしそれならば、この作業なら○○円・こういった作業なら○○円と事前に提示するべきだと思います。

少なくとも当鍵屋に依頼の電話を頂ければ、『税込で○○円掛かります』と提示いたします。
お客様が現場にいらっしゃらず鍵の詳細が分からない場合には、『○○円~○○円掛かります』と必ず上限を付けて説明します。

上限が無いのは非常に危険

悪徳業者は上限を決して伝えません!
実際に当社が作業したお客様が先に悪徳業者として有名なところに電話したところ、どれだけ細かい鍵の情報を伝えても上限は決して教えてくれなかったとのこと。

『上限がないということは鍵開けるだけで100万いく可能性もあるのでしょうか?』と訪ねると、『そうですね、ケースバイケースです』との返答だったと。

 

【何故ぼったくりが起きる?】

一概には言えませんが、ぼったくりを行うような悪徳業者は大体が斡旋会社です。(もちろん全てではありません)
斡旋会社とは簡単に言えば、仕事を受注して下請け業者に振り分けることを専門に行っている会社。

鍵屋の斡旋会社とは

斡旋会社は自社スタッフを持っておりません。
ネット媒体などで集客して仕事を受注
          ↓
それを対応してる下請け業者に振る
          ↓
作業完了したら手数料(マージン)を貰う

といった流れ。

手数料(マージン)が高い

この手数料(マージン)が鍵業界は非常に高く、お客様から頂いた金額の「約40%~約50%」を斡旋会社に納める必要があります。斡旋会社はその下請け業者から支払われる手数料(マージン)で成り立っている訳です。

手数料分を上乗せするため高額に

下請け業者は売上の約半分を元請け業者の斡旋会社に支払う必要があるため、帳尻を合わせようとお客様への請求金額が自ずと高くなります。
また下請け業者は料金トラブルが起きても名刺さえ渡さなければ自分のとこにクレームは来ないだろうと、度を越えたぼったくり金額になりがちなのです。

実際に被害に遭った方の話を聞くと、名刺は渡されなかったと口を揃えておっしゃいます。渡されたとしても、ネット検索したら存在しない会社だったとか。。。

初めからぼったくるつもりで活動しているのでしょう。

 

【ぼったくり被害に遭わない方法】

ぼったくり被害に遭わないためには業者選びが全てです。
ですが、ぼったくりを行う悪徳業者も集客しようと必死です。ネットでは良いことばかり書いてます。

なので、
まずは電話して以下の4点を質問してみて下さい。

・金額はいくらか+上限はいくらか

上記でも説明した通り、悪徳業者はどれだけ情報を伝えても『○○円~』しか応えてくれません。また上限はないので同様に応えられません。
『現場を確認しないと料金は伝えられません』は要注意です。

・到着時間はどの位か

電話したところが自社スタッフを持っている鍵屋であれば、どこにスタッフがいるかを把握しているためすぐに応えられます。しかし斡旋業者の場合は下請け業者の動きを把握していないため、折り返しで時間を伝えますと曖昧な返答になります。

・どういう作業方法になるか

上記同様に電話したところが鍵屋であれば、トラブル内容によってどういう作業方法になるか電話で全て応えられます。しかし斡旋業者には特別知識がないので、「解錠方法」や「どういう鍵メーカーを常備してるか」など質問しても専門的なことは答えることができません。

・御社のスタッフが来るのか

この質問をして『加盟店・協力店が向かいます』と返答された場合は要注意です。サイト内では自社スタッフをたくさん抱えているように見せていても、実際の作業スタッフは1人もいないところはたくさんあります。
自社スタッフを持っていないところは要注意です。

尚、ぼったくりを行っている悪徳業者の特徴は、
「全国対応」・「365日24時間対応」・「業界最安値」・「業界最高の技術」・「最短○分でお伺い」と謳っている『大手鍵屋』と思わせるところばかりです。
誇大広告とも取れる文面まみれですね。

 

【最後に】

上記のことを踏まえることで、ぼったくり被害に遭うリスクは限りなく低くなると思います。
しかし100%とは言い切れませんので、後は何社か電話をして見積りを取られることをお勧めします。

この記事を通して少しでもぼったくり被害が減り、世間様からの鍵屋に対する信頼が得られればと切に願います。

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鍵屋を呼ぶ際の注意点とは|ぼったくり被害に遭わないために

 

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